現地にリーダーを配置しているにもかかわらず、重要な意思決定やコア機能がいまだに日本本社に集中している。こうした状況に直面したとき、企業には一体どのような課題が生じるのでしょうか?
これは、先日開催されたビジネスエンジニアリング(B-EN-G)社主催の円卓会議における中心的なテーマでした。当日は日系海外進出企業のIT活用動向調査2026年のデータをもとに、活発な議論が交わされました。
このセッションでは、ビジネスエンジニアリングの執行役員兼グローバル事業推進本部長である渡邉祐一氏、Nexus FrontierTechの共同創業者兼CTOの水野貴明氏、そしてデロイト トーマツ戦略研究所の主任研究員である小林明子氏と共に、グローバル経営の現状や、海外事業の成熟に伴い日本企業が強化すべきポイントについて深く掘り下げました。
今回の調査結果で特に印象的だったのは:数値の面での現地化は着実に進んでいる一方で、自律的な意思決定や現地における重要機能の確立には依然として大きな課題が残されているという事実です。
私は、この問題の本質は本社のグローバル経営に対する姿勢にあると考えています。本社が示す全体の方向性が曖昧なままでは、海外拠点が自律的に機能するために必要なケイパビリティやリーダーシップを育むことは困難だからです。
ディスカッションでは、現地のリーダーシップのあり方、人材育成、グローバルガバナンス、そして日本企業が海外事業を次のステージへと引き上げるために不可欠な基盤づくりなど、多角的なテーマについて意見を交わしました。
このような貴重な対話の機会を設けてくださったビジネスエンジニアリング社、ならびに渡邉様に心より感謝申し上げます。
対談の様子はこちらから↓
https://lnkd.in/gfCe9Dqq
