
世界保健デーの精神に則り、私自身の健康への道のりを振り返ってみました。
10年以上にわたる睡眠時無呼吸症候群との闘いは、健康問題がいかに人の生活の質に大きな影響を与えるかを明らかにし、警鐘を鳴らすものでした。若い頃からアスリートであった私は、何年もの間、アクティブなライフスタイルを自負していましたが、健康の本質には無頓着でした。2011年の30代後半になって初めて、深い気づきがありました。
健康的なライフスタイルへの移行は容易なことではなかいです。どれだけ頑張っても進歩は遅く感じられ、目標は遠く感じられましま。このような困難な時にこそ、「まぁ、いいか」という誘惑が最も強くなるものです。しかし、今年の1月以降、私がダイエットを続けてこられたのは、単に厳格だっただけではなく、目に見える結果を示す活動に喜びを見出すことができたからです。この実践的なアプローチは、常にモチベーションの源となりました。
また、健康とは単に劇的な変化ではなく、日常生活の中で小さな持続可能な調整をすることだと学んびました。それは、私たちひとりひとりに合ったバランスを見つけることです。私の場合、食事に気を配りながらも、並行して運動も無理のない範囲で継続することで、変化することができました。最終的な目標にはまだ到達していないですが、ここまでの旅は信じられないほど啓発的でした。
私のこの経験の中で皆さんに分かち合いたいことは、画一的な解決策ではなく、個人的な経験を真摯に振り返ることです。それぞれに合ったやり方やバランスはユニークで、その道程は困難を伴うかもしれませんが、成長と幸福の可能性に満ちていることは共通です。
今年の世界保健デーのテーマは「健康への権利」です。誰もが健康に対する権利を持つべきであり、その権利を享受している私たちは、それを真剣に享受すべきだと考えます。