CASE

2024.03.31

[石油・化学] プロジェクト期間:4ヶ月

研修企画、運営、ファシリテーション

日本本社における考課者研修

国旗サンプル

課題

  • 新人事制度の中で、従業員の評価結果の納得度を高める方向で制度と運用を設計
  • 評価結果の納得度を高めるために、評価者の下の階層を評価補助者に任命し、日々の従業員の活動の中で評価に関連する事象をメモし、評価者に共有する方向で運用を見直し
  • 評価補助者たる課長代理や主任は、評価制度やその目的、運用の流れなどを知らないため、評価に関わる一連の流れや目的をはじめとし、評価補助者としての役割や具体的活動などを理解していただくための機会が急務

プロジェクトの概要

新人事制度は一年前に導入しているものの、これまで細かな運用の説明までは実施していなかったため、期末評価に間に合うよう速やかに評価者と評価補助者へ説明する必要があった。一方、現場で問題が発生し、管理職を中心に業務が通常よりも多忙な状況となったため、考課者研修は講義を録画したものを評価者に展開して、各自の都合の良いタイミングで観ていただくこととした。評価補助者については、タレントマネジメントや評価に関して初めての内容となるため、朝に2時間半に絞って集合研修を実施した。 研修資料については、顧客が以前に別のコンサルティングファームと共に作成したものを使用した。

ステップ

  1. 現状や方向性の理解(事業や人事組織の課題と方向性の理解、新人事制度や研修資料の理解、新人事制度導入全体計画の議論など)
  2. 研修詳細の調整(実施方法の議論と決定、研修資料の更新など)
  3. 評価補助者向け新人事制度研修の実施(最大20名×3回、各2時間半)
  4. 考課者研修詳細の調整(実施方法の再議論、研修資料の更新など)
  5. 考課者研修撮影(3時間×2回)
  6. 研修効果の検証(アンケートやテストの結果集計、次回に向けた改善点の整理など)

成果

  • 評価補助者の人事制度や評価に関する理解向上と評価補助者としての業務開始
  • 考課者研修動画
  • 評価者の役割や人材マネジメント全体に関する理解向上
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