先週、日本生産性本部様にて、セミナー「頼れる現地人材を育てるポイント」に登壇いたしました。

今回のセッションは、通常の人事セミナーとは少し趣向が異なっておりました。参加者の多くは、東京の中小企業における経営幹部の方々で、CEO、CTOを含む、海外営業部門や事業開発部門の上級管理職の方々でした。会場参加者に加え、オンラインで参加された方も多数でした。

質問内容には、経営陣の視点が強く反映されていました。例えば：
• 海外企業買収時の人事対応方法
• 新規現地法人設立における人事面の考慮事項
• 管理職候補となり得る現地社員の見極め方
• 在米現地法人幹部との効果的な連携方法

こうした議論を通じて、人事や組織体制を決定する前に、各法人の現地事情を理解することがいかに重要かが浮き彫りになりました。経営陣の意図は重要ですが、真の進展は現地のシステム、構造、日常的な管理を通じて実現されるものです。

対話を通じて、現地従業員が信頼と支援を得た際にどれほどの可能性を発揮できるかを改めて実感しました。多くの企業がそこを過小評価していますが、海外での長期的な成功を牽引する最大の要因となることが少なくありません。

ご参加いただき、ご経験を共有くださった皆様に心より感謝申し上げます。

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