先週末、私の二人の娘が、ここ横須賀でダンスコンテストに初参加しました。
ジャズダンスを一年半ほど練習してきましたが、舞台で踊るのは今回が初めてです。出場者のほとんどがヒップホップやブレイクダンスを披露する中、妻と私はどうなるのか少し心配でした。
末娘は緊張しながらも精一杯踊りました。次女は次のラウンドに進み、大会屈指の実力を持つ、経験豊富な男子選手と対戦することになりました。娘は明らかに緊張している様子でしたが、一歩踏み出し、全力で踊り切りました。二人の娘が怖れを乗り越え、持てる力を全て出し切る姿を、とても誇らしく感じました。
また、彼女の対戦相手にも感銘を受けました。演技後、彼は観客全員に娘への拍手を促したのです。その小さな行動は、真のスポーツマンシップと周囲への気配りを示しており、彼の年齢では感嘆に値するものでした。
この出来事から、私たちがビジネスにおいても、それ以外の生活においても、どれほど頻繁に恐怖と向き合っているかを考えさせられました。失敗への恐怖、評価されることへの恐怖、新たなことに踏み出すことへの恐怖。躊躇したり、準備が整うまで待ったりするのは簡単ですが、成長はそうした瞬間に起こることは稀です。成長は、結果が不確かであっても、それでも前進することを決めた時に訪れるのです。
そして、そうした時、私たちの勇気は、時として他者を奮い立たせます。あの少年が娘の演技後に示した思いやりが彼女を励ましたように、不確かな瞬間に私たちがどう振る舞うかは、周囲の人々に静かな影響を与えるのです。
勇気と優しさが必ずしも勝利をもたらすわけではありませんが、それらを伴う行動は常に人々に影響を与えます。自ら挑戦する自信を見出す手助けとなるのです。
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