CASE

2023.09.30

[運輸・建設] プロジェクト期間:11ヶ月

組織人事コンサルティング

日本本社における日本人のグローバル化に向けた仕組みの設計

国旗

課題

  • 日本国内市場の頭打ち感が強くなる中で、中長期的に海外売上高と海外売上比率をこれまで以上に高める方向
  • 海外事業はこれまで日本人が現地に出向して拡大を推進してきたが、海外で事業を推進できる人材が限定的
  • 今後の海外事業拡大を勘案すると、それを推進できる日本人が完全に不足することが明白
  • 日本人のキャリア開発や育成については、各事業本部がフレームワークを持っており、それをベースに運用しているものの、海外対応できる人材を育成するためのスキームは不足

プロジェクトの概要

3つの事業本部の事業特性が全く異なるため、海外対応人材を育成するスキームは、事業本部ごとに異なるものを設計する必要があった。また、既存する育成スキームを可能な限り活用し、現行のオペレーションを大幅に変えるのではなく、現活動の一部にグローバル人材育成を付け足すことで、スムーズな立ち上げを図ることも求められた。

ステップ

  1. 現状分析(既存の育成スキームの把握と分析、並びに若手からベテランまでの約20人のキーパーソンへのインタビュー
  2. 概要設計(グローバル人材の定義、共通グローバル人材キャリアパスの設計など)
  3. 詳細設計(求められる能力の定義、事業本部別グローバル人材キャリアパスの設計、グローバル人材向け研修体系と各研修シラバスの設計など)
  4. 導入準備(経営層への説明支援、各事業本部への説明支援など)

成果

  • 全社共通グローバル人材定義書および共通キャリアパスフレームワーク
  • 事業本部別グローバル人材育成ガイドブック
  • グローバル人材向け研修体系および各研修シラバス
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