ここ1ヶ月半をクライストチャーチで過ごし、ようやくこちらの日常生活の空気感が掴めてきました。
今回で7度目の国を越えた引っ越しとなります。これまで何度も経験してきたとはいえ、新しい国に引っ越すということに、慣れるということはありません。それぞれの場所に独自のリズムがあり、常に新しい環境に順応し、周囲を観察しながら自分なりの新しいルーティンを見つけるまでのステップが必要になります。
今回の引っ越しがこれまでと違うのは、すべての段取りを完全に自分一人で管理している点です。過去の引っ越しでは、企業からの手厚いサポートを受けることができましたが、今回は、TM HR Advisory & Coaching ANZの立ち上げという、すべてをゼロから構築する、これまでとはまったく異なる経験をしています。実践的で泥臭い作業も多いですが、その分、深いやりがいを感じています。
クライストチャーチで特に気に入っているのは、徒歩や公共交通機関での移動がとても便利なことです。それによって日常生活に心地よいリズムが生まれ、街の魅力をより身近に体験しやすくなっています。
一方で、いくつかの課題もあります。物価は高く、遠く離れた家族を恋しく想う気持ちは今も変わりません。
しかし同時に、地元の方々の親しみやすさや、どこまでも広がる空、そしてクライストチャーチを取り囲む豊かな自然環境には、心から感謝しています。親しい友人でありビジネスパートナーでもある人が、些細に見えても実は大きな違いをもたらす日々の細かな雑用を数多く手伝ってくれていることも、本当に心強い支えとなっています。
7回の国を越えた引っ越しを経て、回を重ねるごとに異なる視点が得られることを実感するようになりました。時には、日常生活の些細な変化こそが、自分のこれまでの習慣や優先順位を違った角度から見つめ直すきっかけをくれるのだと思います。
