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2026.03.17

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従業員が見る組織の将来

先日、Randstadの「ワークモニター2026」を読みましたが、現代の働く人々が仕事をどう捉えているかについて、興味深い動向がいくつかしめされていました。

同レポートが指摘しているのは、組織が未来をどう見ているか、そして従業員がそれをどう感じているかのギャップの広がりについてです。雇用主の多くは成長に対して楽観的な姿勢を崩さない一方で、同様の自信を持っている従業員はわずか半数ほどに留まっています。

また、給与、キャリア形成、柔軟な働き方、そしてテクノロジー活用に対する期待の変化も浮き彫りになりました。組織側は成長に自信を見せていますが、従業員の意識は多くの面でより慎重になっているようです。

なかでも、日本に関する調査結果は、特に考えさせられるものでした。

世界平均と比較して、日本の従業員は自社の先行きや新しいテクノロジーを使いこなす準備ができているかについて、それほど楽観的ではないようです。また、リーダーや同僚に対する信頼度も、グローバル指標を下回っています。

一方で、人材定着に関する優先事項は明確です。日本の従業員が現在の職務に留まることを検討する際、ワークライフバランスは特に重要な役割を果たしています。

また、管理職も重要な安定要因として浮上しています。経済的な不確実性と急激な技術変化にさらされる中、上司と部下の強固な信頼関係は、チームの連携やパフォーマンスに引き続き影響を与えています。

日本で事業を展開する組織にとって、組織の自信がそのまま従業員の自信にはつながらないことは明らかです。

リーダーシップ、信頼、そして日々の従業員体験こそが、組織内での未来の働き方に対する人々の心理を形作っているのです。

↓ランスタッド記事へのリンク
https://lnkd.in/gERK6ETb

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