南家人事システム:第9版
先週、最新のフィードバック・セッションを行いました。
今回の話し合いは、少々厳しめの内容となりました。
共有すべき良い点もありましたが、議論の大半は期待値に焦点を当てたものでした。
指示を待たずに行うべきことを実行すること。日常業務に対する責任を自覚すること。行動と努力次第で昇進もあれば降格も常にあり得ることを理解すること。
末娘から投げかけられた素朴な疑問に、私はハッとさせられました。
「私が毎日やってるゴミ出しやお皿洗いは、どう評価してくれてるの?」
当然の疑問です。家庭でも企業でも、仕事の大部分はこうした日常業務の積み重ねで、 目に見える成果が常に出るわけでもなく、何事もなく現状を維持し続けることこそが、成功である場面も多いはずです。
現在、多くのクライアントと管理職や製造職の現場における評価制度について議論していますが、こうした数値化しにくい地道な努力をどう言語化し、枠組みに落とし込むかは常に大きな課題です。
今回の対話を通じて改めて感じたのは、システムだけでは不十分だということです。
もちろん、枠組みは調整可能ですが、認識も重要です。単純な承認。人前で「ありがとう」と伝えること。地道な努力を可視化すること。
組織を支えているのは、他でもない日々の積み重ねです。それが認められ感謝される時、人々の意欲は持続し、見過ごされると、やる気は静かに失われていくのです。
