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2026.01.15

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アスリートとビジネスプロフェッショナルとの比較

Robbie Simpson氏が共有されたこの図表を拝見しましたが、組織のリーダーやチームと仕事をする中で頻繁に目にする現象を的確に捉えています。

一見すると、トレーニングとパフォーマンスの対比を示しています。プロのアスリートは多くの時間をトレーニングに費やす一方、企業社会では絶え間ない実行が求められる傾向にあります。この違いは、多くの職場で働く方々にとって身近に感じられることでしょう。

しかし本質的に、これはトレーニング時間の長さの問題ではありません。学びが生まれる環境条件に関する問題なのです。

私は長年ラグビー選手として活動し、現在はマラソンランナーとしてトレーニングを積んでいますが、スポーツ全般に当てはまる、ある共通点があります:練習は、ミスが想定され、フィードバックが即時に行われ、繰り返しの調整によって上達する環境で行われるということです。

パフォーマンスが向上するのは、学習が継続的かつ可視化されるからです。

多くの組織では、初日から“即戦力”であることが求められます。現場での学習は依然として行われますが、試行錯誤や失敗、積極的に適応するための心理的安全感が欠如している場合が少なくありません。そうなると、人々は能力向上よりも結果の保護に注力してしまいます。

私の経験から申し上げると、持続可能なパフォーマンスは、ミスを排除することではなく、学習ループを短縮することから生まれます。チームは、恐れることなくアイデアを試し、フィードバックを受け、軌道修正できる環境でより速く成長します。

リーダーたちにとっての真の課題とは、どれだけの正式な研修を提供するかではなく、職場環境が成果を上げながら学ぶことを許容しているか否かです。

それこそが、真のパフォーマンス文化が築かれる場所なのです。

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